歴史ある文化財の洋館



「スパ アット ヤマグチハウス」と命名したのは、富士屋ホテルの創業者一族であった山口家の暮らした空間に、家族の大切なゲストとしてお客様をお迎えし、特別な時間を過ごして頂く、これまでになかったスタイルのスパだからです。
 その大きな魅力となっているのが、ヤマグチハウスそのものです。

 1930(昭和5)年、富士屋ホテル創業者の次女の婿であった山口堅吉は、家族と過ごすプライベートな空間として、この家を建てました。
 昭和初期、日本において洋館、洋室とは、家主の豊かさを示すため、あるいは、お客様をもてなすためのものであり、家族の団らんには、和室が用いられるのが普通でした。しかし、ヤマグチハウスは、ホテル経営者の(つまり、お客様をもてなす場所としてはホテルがあった)一族が、家族のためだけに建てた、珍しい洋館なのです。
 富士屋ホテルを代表する建築、メインダイニングや花御殿と同じ棟梁が手がけたにもかかわらず、これ見よがしな派手さがなく、清楚でシンプル、すっきりとモダンな佇まいは、生真面目だったという施主、堅吉の性格を表しているのかもしれません。

 その価値は箱根町の調査によって評価され、現在、国の登録有形文化財として申請中。完全予約制ですから、文化財でスパのトリートメントを受けるという特別な体験を、山口家のゲストとして、ゆったりと独占できるのも魅力です。

 現存する日本最古のホテルとして知られる富士屋ホテル。その創業家であった山口家の歴史は、そのまま日本のホスピタリティ産業の歴史であり、箱根の近代史でもあります。館内には、プライベートアルバムから抜粋した貴重な写真や資料、食器などが展示してあります。そこは、スパのお客様のためだけの小さなミュージアムでもあるのです。

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